礼 拝 説 教 要 旨   2015. 1.18
「ただわが霊によって」
ゼカリヤ書   4章1〜14節
小 菅  剛  牧師
  眠りから揺り起こされて:1
 ゼカリヤは、第一から第四までの回復の幻を見せられ、ここに第五の素晴らしい回復の幻を見て喜びも恍惚状態にあった。神は、ゼカリヤを揺り動かして覚めた人に戻された。それは、ゼカリヤが恍惚状態でいるのではなく、しっかりと神の約束と神の方法に立つようにされた。わたしたちも、この第五の幻からしっかりと神のお言葉に立とう。
 金の燭台:2
 この時代、神殿は建てられず、燭台は灯がともっていなかった。神殿再建に取りかかったが敵の反対で工事は16年中断したままであった。民は貧しく、生活に追われ信仰の喜びも、礼拝の生き生きとした感動もない疲れた日々を送っていた。魂の冷たく、固く、空しかった。
 ただわが霊によって:4
 そんなときにゼカリヤ神から回復の幻が示された。神殿は建築され、燭台には油が注がれて灯が再びともるというのである。民の心は神を思い、立ち上がり、工事に向かい完成する。人々は、神から祝福を受け、喜びの生活、奉仕の生活、礼拝を尊ぶ生活が始まると。それは、「ただわたしの霊によって」と言われた。武力や人間の能力によらないで、神がこれを成し遂げられると。「わたしの」霊によってである。かみが働かれる。課題の山も平らにされて、民の復興は成就すると。
 油注がれた人
 ここでは総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアである。油とは、聖霊である。すなわち「わが霊によって」生きる人であり、それによって神の事業は成し遂げられる。武力や個人の能力ではなく、聖霊に満たされた人によるのである。自我の磔殺(自我が十字架につけら明け渡された人)と内住のキリスト(聖霊の満たし)による人。