礼 拝 説 教 要 旨   2015. 6.21
「弱者を憐れむ人」
箴言   19章17節
小 菅  剛  牧師
 「弱者を憐れむ人は主に貸す人。その行いは必ず報いられる。」(When you give to the poor, it is like lending to the Lord, and the Lord will pay you back.TEV)とあります。弱者とは貧しいものです。
 わたしたちは報いを望まないで人に与えることができるでしょうか。確かにできます。それは自分の必要が無くなった物、余っている物ならできるでしょう。また以前に助けてもらった人にはできます。しかし、大切なものを報いを求めずに与えることはできません。貧しい者、弱者に与えるとはお返しのできない人、報いてもらえない人を指します。お礼や賞賛、感謝さえも報いてもらいない人に憐れむこと、具体的な助けを与えることです。イエスは、善行は見られないようにしなさい。そうでないと人から賞賛の報いを受けて神から報いを受けることができないと教えておられます(マタイ6:1〜4)。
 神は貧しい者の神です。弱者を憐れむことは、神に貸すことになり、神がその人に返してくださるとあります。神は、モーセを通して畑の持ち主は麦刈りに落ち穂は貧しい者の為に落としたままにしておきなさいと命じられました。ボアズはそれに従いました。彼の畑に落ち穂を拾いに出たのがルツという女性です。ボアズはキリストの系図に名が残される神からの報いを受けています。
 「あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。」(2コリント8:9)。キリストは十字架で命を与えてくださいましたが神は彼を高く上げられました。イエスは、羊と山羊の譬えで、これらの小さい者にしたことはわたしにしたのだと言われました(マタイ25:31〜46)