礼 拝 説 教 要 旨   2015. 8. 9
「民よ、どのような時にも神に信頼せよ」
詩編   62編1〜13節
小 菅  剛  牧師
 この詩編は神に信頼することを勧める素晴らしい詩編です。「エドトンに合わせて」(:1)とあります。エドトンはダビデが聖歌隊に任命し、楽器を用いて奉仕をしました。エドトンは、神への信頼を曲で表現したに違いありません。歌詞と曲で一層神に信頼することを会衆に伝えた事でしょう。9節を中心に見ます。
 1、信頼を勧める背景
「民よ、・・・神に信頼せよ」とありますダビデの詩です。ダビデは神に信頼することが人生の秘訣であることを経験し、神に信頼するように民に促しました。羊を守る時、ゴリアテと戦うとき、敵と戦うときに神に信頼しました。そして、「神はわたしの救い」(:3,7)、「希望の神」(:6)「力の神」(:12)と言いました。ヨナタンも弱るダビデを「神に信頼するように」(サムエル上23:16)と勧め、信仰の王ヨシャファトも敵の大軍を前にして民に「神に信頼せよ」(歴代下20:20)と勧め、勝利しました。
 2、どのような時にも神に信頼せよ
苦境が述べられています(:4,5)。こんな時につい人に頼りたくなるものです。しかし、人ではなく神に頼れと言うのです。なぜなら、人の助けは空しいからです(:10〜11)。エレミヤ17章5〜8節に人に頼る人の悲劇と神に頼る人の祝福が記されています。常に主に信頼することを学び続け、習得しましょう。
 3、御前に心注ぎだして神に信頼しよう
(1)言葉よりも心です。沈黙して神に信頼する(:2)のです。ヨブは神に語りすぎて失敗しました。サムエルの母ハンナは、口は動きましたが言葉にならず、心を注ぎだして神に祈りが聞かれました。
(2)「ただ神に向かう」(:2)は「ただ神をまつ」(口語訳)。神の働きを期待して静かに神を待つのです。