礼 拝 説 教 要 旨   2015. 8.23
「わたしを呼べ。あなたに答える」
エレミヤ書   33章1〜9節
小 菅  剛  牧師
  1、苦難に弱る信仰者への呼びかけです。
 エレミヤは、バビロンに降伏するように語りました。権力者は、国政に反することを預言するエレミヤを捕えて「獄舎に拘留」(:1)します。看守はエレミヤを犯罪人としてさげすんだでしょう。そんな悲惨の中にいるエレミヤに神の方から「わたしを呼べ」と語られます。信仰者は、苦難の中で神を呼べなくなるものです。その人は、苦難を思って落ち込み、信仰は弱り、逆境を嘆くものです。そこで、神は信仰を奮い立たせる意味で「わたしを呼べ」と声をかけ、神に心を向けさせられるのです。そこに救いが始まります。悩む人から呼ばれたら煩わしい事でしょう。しかし、神はあなたから煩わされることを喜んでくださる憐み深い方なのです。神は、「わたしを呼べ。わたしはあなたに答える」と言って、答える備えをして待っておられるのです。「 悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」。(詩編50:15口語訳)。イエスの母マリヤは、まだ誰も呼ばなかった時にイエスを呼びました。イエスは、水をぶどう酒に変えて、答えてくださいました。
  2、信仰の確信を与えるための呼びかけです。
 神は、すでに何度も神の民の救いを語られました。「わたしは、あなたたちのために立てた計画、・・・それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(29:11)。神はここでも民への神の計画を知らされます。32章で伯父さんが敵の手に渡されるくらいなら土地を売って金に換えるために売りに来るから買いなさいとエレミヤに言われます。エレミヤにも土地は敵の手に渡るもので不要です。神は、一度は荒れる土地を再び繁栄させるから買えと。神は、神の言葉の確かさを知らせるために「わたしを呼べ」と。神は、求める人に聖霊を与えて信仰の確信を与えて下さいます。