礼 拝 説 教 要 旨   2015. 8.30
「新しい契約に生きる」
エレミヤ書   31章31〜34節
小 菅  剛  牧師
  1、新しい契約:31
 エレミヤは、31〜33章に回復の預言をしています。31章に4回「見よ」(:8,27,31,38)が出て来ます。神の素晴らしい回復、祝福の預言です。その中で、この31節の「見よ」は「新しい契約」の預言で、新約聖書の福音が預言されている特別なテキストです。
  2、古い契約を守れなかったから:32
 古い契約はシナイ山で神がモーセを通して結ばれた律法を守ることによって生きる契約です。律法は聖く、正しく、善なるものでしたが、人間が罪のために無力になり律法を守ることができなかったので、神は新しい契約をイエスによって結んでくださいました。それは、イエスの死と復活によって与えられる神の恵みです。
  3、新しい契約を結ぶ日が来る:33
 新しい契約が結ばれる新しい時代が来ることが預言されています。その「日」で現される新しい時代とは何時でしょうか。この31章にはイエスに言及する預言が含まれています。1,3節に主が現れて永遠の愛を現されたのはイエスにおいてです。2,15節からはヘロデがベツレヘムの二歳以下の子どもを殺す預言です(マタイ2:16〜18)。3,22節に主の新しいことが、女が男を特別に保護することだとあります。神の子が人となってマリヤに宿り、マリヤによって幼子イエスが守られる預言です。これらのことから、新しい契約を結ぶ日とはイエスによって結ばれる契約です。ヘブライ人への手紙に二回引用されています(:8〜13、10:15〜18)ことによって明白です。
  4、新しい契約の恵み:33〜34
 イエスの恵みは、1,心が生まれ変わり律法を愛し行う力が聖霊によって与えられます。2,神と親しい交わりが与えられます。3,深く主を知ります。4,罪の聖めと赦しが体験されます。全て神が与えてくださいます。