礼 拝 説 教 要 旨   2015. 9.13
「自分の骨を指示した人たち」
創世記   47章27〜31節、50章22〜26節
小 菅  剛  牧師
  自分の死後について遺言した二人がいます。ヤコブは、遺体を父アブラハムが葬られているカナンの地に葬ることをヨセフに誓わせ、ヨセフは、自分の骨をカナンの地にやがて葬ることを息子たちに誓わせています。ただ先祖たちへの愛着からでなく、信仰に立った行為です。
  1、天の故郷を切望した二人です。
彼らは、エジプトで人生を終わっています。彼らが臨んだのは約束の地カナンでした。カナンの地は地上の故郷と言うよりは天の故郷を現しています。「ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです」(ヘブライ11:16)。死後の世界に確信が持てる人たちでした。イエスは弟子たちと別れる時に、「
わたしの父の家には住む所がたくさんある。・・・あなたがたのために場所を用意しに行く」(ヨハネ14:2)と言われて、私たちの永遠の住まいを約束されました。死後の解決は、人生の解決に当たります。
  2、信仰に生きた人たちです。
 ヨセフは当時の権力者でしたから父ヤコブをカナンの地に葬れました。ヨセフは、神が必ずエジプトから約束の地に導いて下さることを信じています。「信仰によって、ヨセフは臨終のとき、イスラエルの子らの脱出について語り、自分の遺骨について指示を与えました。」(ヘブライ11:22)。イスラエルの民がエジプトを400年後出る時に、ヨセフの骨は持ち運ばれました(出エジプト13:19)。「神は必ず顧みてくださる」(:25)は信仰告白
  3、骨を指示しよう
 これは民に天の故郷のある事、信仰によって生きることを励ましました。キリスト者は散骨ではなく、子らに天の御国を示します。あなたもきちんと指示しなさい。