礼 拝 説 教 要 旨   2015.10.25
「サマリヤ伝道」
使徒言行録  8章1〜17節
小 菅  剛  牧師
 エルサレムの北50キロにサマリヤがある。当時はユダヤ人とサマリヤ人は交際をしていなかった。イエスがサマリヤの女を救いに導き、この女の証しで町の人々がイエスを信じた(ヨハネ4章)。また、ほかのサマリヤ人はイエスを歓迎しなかった(ルカ9:53)。このサマリヤに福音を伝えたのがフィリポである。
  1、サマリヤ伝道の起因(:1〜5)
 サマリヤ伝道はエルサレムの教会が迫害されて、散った弟子たちによって行われた。教会の計画や弟子の熱望による伝道ではない。迫害という負の状況で伝道は行われた。しかし、これは神の計画であった(使徒1:8)。要因は異なるが宣教は神の計画によって進められる。
  2、信徒伝道者フィリポによって伝道された(:5,12)
 このフィリポは12使徒のフィリポではなく、エルサレム教会の信徒役員、教会に仕える人であった。彼は、聖霊と信仰と知恵に満ちて、評判の良い7人のひとりである。(6:6〜6)。エルサレム教会では主に事務職であっただろう。ところが、それらから解放されて、サマリヤで「キリスト」(:5)、「神の国とイエスキリストの名について福音」を告げ知らせ(:12)、力ある働きをした(:5,6)。イエスを信じる人々が起こり、フィリポは彼らに洗礼を授けている。神がフィリポを用いられたのである。
  3、教会へと形成(:14〜17)
 これを知ったエルサレム教会は、使徒ペテロとヨハネが遣わす。サマリヤの人々は洗礼を受けていたが聖霊を受けていなかった。使徒たちが手を置いて祈ると聖霊が降った。ペンテコステの聖霊であり、ここにサマリヤ教会は建て上げられた。神は教会を建てられる。
 結論:サマリヤ伝道は信徒による。これは羊ヶ丘教会の始まりもそうである。苫小牧伝道もこの方法で行おう。