礼 拝 説 教 要 旨   2016. 1.10
「世界の統治者キリスト」
ヨハネの黙示録  1章9〜20節
小 菅  剛  牧師
  序論
 黙示録は、キリストが明らかにされる書です。その時この世界は跡形もなく消えて、新しい世界(新天新地)が完成されます。ヨハネは、神の証をしたゆえに迫害を受けてパトモスの島で啓示を受けます。7つの教会は当時の教会から特徴ある教会が抜粋されてメッセージが送られました。ですから、これは世界の教会にも通じます。
  人の子のような方
 主の声を聞き、その声の主を見ようとします。そこには7つの燭台(教会)の真ん中に立っておられる人の子のような方を見ます。その方を見てヨハネは倒れます。神を見ることはできません。足まで届く衣を着ておられたから倒れる程度で済みました。
 人の子でなく、人の子のような方です。福音書に人の子が完全に啓示されました。人の子は、マリヤの胎に宿り、飼い葉桶に寝かされ、30歳までナザレで両親に仕え、公にご自身をあらわされて力ある業を行われ、十字架につけられて、三日目に甦られました。ヨハネは、人の子の栄光を見たと言いますが、肉体というベールから輝く人の子の栄光です。高い山で人の子の栄光に現れ、ペテロとヤコブとヨハネは見ました(マタイ17:1〜8)。イエスの変貌です。ゲッセマネでイエスを捕えに来た人々に「わたしである」とイエスが名乗られた時もイエスの栄光が肉体を通して輝き、「彼らは後ずさりして、地に倒れ」(ヨハネ18:6)ました。人の子の輝きは受肉の中にも幾分か現れました。世を愛してこの栄光を捨てられました。
 イエスは、「わたしがみもとで持っていたあの栄光」(ヨハネ17:5)と父に祈っておられます。ここに、本来のイエスが現されました。力と威厳あるイエスです。7つの教会の真ん中に立つイエスは世界の支配者です。