礼 拝 説 教 要 旨   2016. 1.31
「白い小石に新しい名が」
ヨハネの黙示録  2章12〜17節
小 菅  剛  牧師
     ペルガモ:12
 ペルガモはスミルナ北72キロ、エーゲ海から25キロ内陸部にある。世界三大図書館アレキサンドリア、ペルガモ、エフェソと続き二番目である。アレキサンドリアがペルガモに追い越されるのを防ぐために、パピルス紙の輸出を禁じた。それで、ペルガモの王は羊皮紙を発明した。羊皮紙を「ヘ・ペルガメーネー・カルタ」(ペルガモの紙}と呼ばれた。学問、文化の町である。
     サタンの座:13
 ペルガモに「サタンの座」があり「サタンの住むあなたがたのところ」とある。サタン(悪魔、蛇)は神に真っ向から攻撃、反抗する。サタンが住むとは、信仰者にとって非常に住みにくいところと言うことである。
(1)「主を畏れることは知恵の初め」(箴言1:7)で学問の基本である。「神無き教育は小賢しい悪魔を作る」(玉川学園創立者小原國芳)。コヘレト(司会者、伝道者の意味)は「知恵が深まれば悩みも深まり、知恵が増せば痛みも増す」(1:18)と神無き学問の世界を語り、「結論、神を畏れ、その戒めを守れ」(12:13)と人の本分を教える。神に対抗する知恵がサタンの座である。
(2)当時有名なアスクレピオ病院があり、シンボルは蛇であった。この病院は絶対に死人を出さないと豪語していた。彼らは命の神アスクレピオスを信奉していた。神を畏れない医学が頂点に達していた。
(3)義認を放縦、快楽に惑わすバラム(民数記22〜25:5)とイエスの受肉否定のニコライ宗が入り込んだ。
    白い小石に新しい名が:17
 住みにくい町で信仰を守り通し、勝利を得るものに隠されたマンナ(命のパンであるキリスト)と小石に名が。天に名が記されていることを喜ぼう(ルカ9:20)