礼 拝 説 教 要 旨   2016. 3.13
「未来の巻物を解くキリスト」
ヨハネの黙示録  5章1〜14節
小 菅  剛  牧師
 玉座に座っておられる方の右手に巻物があり、7つの封印がしてあります。当時は本ではなくパピルスの巻物です。巻物の長さは、ルカ福音書と使徒言行録は9,8m、マタイ福音書は9,1m、ヨハネ福音書は7,1m、マルコ福音書は5,8m、ローマ書は3,5m、で黙示録は4,6mでした。裏表に文字があるとは、その内容がまことに豊かであることを示し、巻物の長さは4,6mの半分となりいかにも秘められた巻物です。7つの封印は完全に封じられていることを示します。巻物には、世界の運命が記されています。
 玉座にいます方は直接に人に示すことはできません。なぜなら、聖なる神が罪人に近づくにはあまりに大いなる方だからです。神は、シナイ山に降られ、民に語ろうされました。民は死ぬほど恐れ、モーセに神から聞いて民に語る様に頼んでいます(出エジプト記20:18〜21)。神と罪人が親しく交わることはできません。そこで、仲保者が必要です。玉座に近づき、封印を解くことのできる人は世にいないのでヨハネは泣きます。牧会者ヨハネは迫害にあっている教会の将来を憂い、神の救いの確信を持ちたいので泣いたのでした。
「神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。」1テモテ2:5
 この御言葉は重要です。ここに神に近づき、巻物の封印を解き、ヨハネに見せることができるのは、「ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえ」で「屠られたような小羊」(:5,6)です。この小羊であるキリスト・イエスが神から巻物受け取り、封印を解き、示されるのです。
「イエス・キリストの黙示」(1:1)とは、イエスが仲介者で、このイエスを通して7つの封印は解かれて世界の運命がわたしたちに示されます。四つの生き物と24人の長老は小羊イエスを礼拝している。さあーわたしたちも。