礼 拝 説 教 要 旨   2016. 3.20
「主がお入用なのです」
ルカによる福音書  19章28〜40節
小 菅  剛  牧師
 今日は棕櫚の主日(パームサンデー)で、受難週に入る。イエスがロバの子に乗って都エルサレムに入られた日である。この週の金曜日に十字架にかけられる。
 1、誰が必要とされるのか
 「主がお入用なのです」。人は必要とされて生きる。主がロバを必要としておられる。このロバの子には持ち主たちがいた。一人でロバを持てない貧しい人達の所有物である。生活にあり余っているものの中からではなく、なくてならないものであった。持ち主たちはあっさりとロバの子を弟子に渡している。それは「主が」お入用であると聞かされたからである。主とは、真の持ち主の意味で、ロバの子の本当の持ち主は主であった。だから、持ち主たちは主に差し出したのである。
 2、主は誰を必要とされるか
 「ロバの子を・・・引いてきなさい」(30)。主はロバの子を必要とされた。力のない訓練されていない、まだ誰も乗せたこともないロバの子である。民を救ったギデオンは最も貧弱な部族、家族で一番年下であった。ダビデも7人兄弟の末っ子であった。神は、この世の愚かで、無力、無きに等しいものをあえて選ばれて、ご自身の尊いことの為に用いられる。(1コリント1:26〜31)
 3、最後に、主は何のために必要とされたのか
 ロバの子を必要とされたのは、主を乗せるためである。イエスは、ご自身を世に示すためにあなたを必要としておられる。あなたもイエスの役に立てるのである。ロバは、イエスが約束されたメシアであり(ゼカリヤ9:9)、軍馬に乗る将軍ではなく、柔和で、謙遜な主を世に示しのである。卑しめられて十字架にかけられ、三日によみがえるメシアであることを世に明らかにするためにあなたを必要としておられる。この求めに応えませんか。