礼 拝 説 教 要 旨   2016. 4.10
「神の子の刻印」
ヨハネの黙示録  7章1〜8節
小 菅  剛  牧師
    風を抑える天使
 当時世界は平面で四方形と取られていた。四人の天使が四方から吹く風をしっかり押さえている。ヨブの子供10人が長男の家で宴会を開いていたとき、大風が来て四方から吹きつけ、家は倒れ、若い方々は死んだ(ヨブ1:19)。神の厳しいさばきが「烈風」(アモス1:14)「つむじ風」(エレミヤ23:19)などで表現される。神の裁きが天使によってとどめられているのは、第五の封印が開かれて、殉教者の数が満ちるまでである(6:11)。猶予あるこのときに福音を伝えよう(2テモテ4:1〜2)。
    神の僕たちの額に刻印
 神は天使に神の僕の額に刻印を押すことが命じられる。エルサレム滅亡の前に、エルサレムの罪(特に偶像礼拝)に嘆く人々の額に筆で印がつけられた。神の裁きに救われる人々である。「印」はヘブル語の最後の文字「タウ」で、タウの印がつけられた。タウは「+」とか「X」でキリストの十字架の救いを表すと言われる。聖書は、
(1)洗礼によって神の子、神の宝の民である印が刻まれた。牧師が洗礼者の額に十の字を刻むのは、ここからきている。
(2)聖霊によって心に神の子の証印が押される(エフェソ1:13,14、ローマ8:16)。イエスがバプテスマを受けられたとき、聖霊が下り、天から「これはわたしの愛する子」と声がした(マタイ3:17)。あなたに与えられる確信である。これは天の御国の保証である。
    14万4000人
 12の12倍の14万4000人は9節に出てくる世界の人々であり、仲間の数(6:11)の満ちた数である。12部族でダンが出てないが、「ダンは、道端の蛇」(創世記49:17)とあり、反キリストがダンから出ると取られている。