礼 拝 説 教 要 旨   2016. 7.24
「最後まで必要な二つのこと」
ヨハネの黙示録  13章1〜18節
小 菅  剛  牧師
  1、サタンの三位一体
 12章で天上から落とされた竜(悪魔、サタン、蛇)は自分の働く時が少ないのを知り神と神の家族(教会)に猛攻撃をかけて来る。竜は海辺の砂の上に立つ(12:18)は13章で海からの獣(:1〜10)と陸からの獣(:11〜18)に権威を与える(:2、:12)。この竜と海と陸からの獣は人々を陸からの獣を拝ませる(:4,:8,12)。拝まない者を殺すのである。サタンと海と陸からの獣は悪魔の三位一体で神と教会を攻撃する。教会は信仰の戦いをする。
  2、海の中からの獣:1〜10
 獣は全体としては豹の形、足は熊、口は獅子とある。ダニエル書7章から、豹はギリシア帝国、熊はペルシア帝国、獅子はバビロン帝国として出る。ヨハネの時代は、ローマ帝国である。海からの獣は、国家と王である。10の角に王冠は力。7つの頭は、黙示録17章9節からローマ(ローマは7つの丘で、7人の皇帝)。この獣は終末の世界的な国家(7)で聖徒に挑んで来る。皇帝崇拝と偶像礼拝を国家の名の下で行われ、その力の前に勝てなかった(:7)。殉教者がたくさん出るのである。
  3、陸からの獣:11〜18
 次は、陸からの獣である。小羊のような角が二本(11)としるし(13,14)で先の獣を拝ませるのである(12)。皇帝礼拝を強制する宗教である。人を神として礼拝させ、偶像礼拝をさせ、偶像崇拝が国家と宗教によって世界の人に強要される。竜と二つの獣の組み合わせほど恐ろしい組み合わせはない。戦時中の日本である。人間崇拝(666)をしなければ生活できない時代となる(16〜18)。
 ここに、世の終わりに生きる聖徒の忍耐と信仰が必要(:10)。彼らは小羊の命の書に名前が記された人々で、最後まで耐え忍んで殉教するが、栄光の冠を得るのである。