礼 拝 説 教 要 旨   2016. 9. 4
「ハルマゲドン」
ヨハネの黙示録  16章1〜21節
小 菅  剛  牧師
  黙示録はイエスの再臨が記されている。別の表現をすれば、教会の完成であり、世の終わりと言える。このとき、全世界は裁かれ神の完全支配となる。これまで7つの封印が解かれ神の裁き(神の復讐、6:10)が告げられ、7つのラッパで神の裁きが警告されて悔い改めを勧められてきたが世界は悔い改めない(8,9章)。この16章から、神の最後の裁きが7つの神の怒りの鉢が地上に注がれることによって実行される預言である。7つのラッパの二番目に、「被造物で海に住む生き物の三分の一が死に」(8:9)とあるが、神の怒りの鉢が海に注がれると「その中の生き物はすべて死んだ」とあり完全な裁きである。この裁きは「あなたは正しい」と天使たちが歌う(:5,:7)。
  ハルマゲドン
 第六の鉢が傾けられると、東からの戦う一つの道ができる。竜(サタン)と獣(帝国とその王)と偽預言者(陸からの獣13:11)が全世界に出て行く。「それは全能者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである」(:14)。神と戦うために集合する場所は、ハルマゲドンとある。ハルは山、マゲドンはメギド(集会の意味)で、メギドの山です。パレスチナ北西部カルメル山の北側にあり、エジプト、シリア、メソポタミアを結ぶ要所で古代から要塞として建てられ、ソロモンも北や東に備えて軍事拠点とし防御用の水道システムを世界最初に完備し、1000頭の軍馬を配置した。メギドは古戦場で有名。エゼキエルの終末戦争預言ではゴグとマゴグがイスラエルに向かって総攻撃する預言がある(エゼキエル38、39章)。世界終末戦争と言われている。これは、反キリスト勢力の総結集であり、再臨の主がこれらの敵をすべて滅ぼされる。このときは盗人のように来るが、これに備えて目を覚まして信仰に立ち続けよう(:15)