礼 拝 説 教 要 旨   2016. 9.25
「小羊の勝利」
ヨハネの黙示録  17章1〜18節
小 菅  剛  牧師
 6章に世の終わりの時、神とサタンの総勢力が戦うハルマゲドンの戦いが示された。17章にその一大勢力が大淫婦、バビロンとして描かれ、この章で大淫婦の裁きが告げられ、次の18章で大淫婦の滅亡が記される。神の国は神の敵が裁かれて実現する。
  赤い獣に乗る大淫婦:1〜13
 大淫婦は神を冒涜する神の敵である。これは7人の王として描かれる。諸説がある。5人は既に倒れた(:10)とはイスラエルを苦しめたエジプト、アッスリア、バビロン、ペルシア、ギリシアで6番目が当時のローマ、これから7番目はビザンチン帝国、8番目は終末の反キリスト世界同盟国とする立場(オルフォード)、また7人の王をローマの初代皇帝アウグストスから5代目ネロを含め現在8代目のドミティニアヌスとする立場、またローマの元老院が皇帝を神と認めたカエザル、アウグスト、クラウディオス、ヴェスパシアヌス、テトウスとする説があるが確定はできない。これらの共通は神に挑んできた王であり帝国であった。キリストの再臨まで神に挑む力は常に存在する。教会は、サタンとの戦いである。
  小羊の勝利:14
 小羊と獣の戦いの勝敗は明らかである。ところが、小羊が獣に勝つのである。バプテスマのヨハネはイエスを「見よ、世の罪を取り除く神の小羊」と証した。イエスは屠り場に引かれる小羊のように十字架で殺される。獣が勝ったかのように見えたが、イエスは三日目に復活された。この小羊は、勝利を得たので、7つの封印を開くことが出来た(黙示録5:5,6)。ハルマゲドンで、小羊は王の王として敵を滅ぼし勝利をされる。この小羊に従った聖徒たちも勝利する。最終的な勝利を見ていなければ、現在だけで勝敗を見てはならない。小羊の勝利は決定的である。