礼 拝 説 教 要 旨   2016.10.23
「神の愛」
ヨハネによる福音書  3章1〜21節
小 菅  香 世 子 師
  1、ニコデモの来訪
 イエスのもとをサンヒドリンの議員であるニコデモが訪れました。彼はイスラエルの教師でした。ファリサイ派で大変真面目な人生を送っていました。もちろん神を知っていました。神の業も知っていました。イエス様のなさったしるしも認めていました。言わば神に限りなく近い存在のように見える人でした。
  2、イエスのお答え
 イエス様は「新たに生まれる」こと、「水と霊とによって生まれる」ことをはっきり言われました。知っているとか、認めているとかではないのです。本質的に新しく生まれているか否かを問われたのです。
これはまた神の国を見る、入るという表現でも語られました。神の国は神の支配されているところです。神の支配を認め受け入れてこそ神の国に入れるのです。
  3、神の愛
 ニコデモには理解を越えていました。新しく生まれることは理性の限界です。ここからイエス様は福音そのものを示されます。16節は聖書の富士山と言われるみ言葉です。人の側からどんなに手を伸ばし、ありとあらゆることをしても神の国に到達できないのです。上から、神ご自身からその方法が用意されたのです。
 神はその独り子をこの世に送り十字架につけられました。十字架によって罪の贖い、赦しがなされるのです。十字架によって新しく生まれることが実現したのです。神の愛です。一人も滅びないで永遠の命を得ることができるようにイエス様を送ってくださったのです。
 新たに生まれるために、御子を信じる道がそなえられたのです。人の救いのために神ご自身が最大の愛を示し、犠牲を払ってくださったのです。ここに神の愛があるのです。私たちは神から最高の愛をいただいているのです。