礼 拝 説 教 要 旨   2016.10.30
「神の言葉の輝かしい勝利」
ヨハネの黙示録  19章11〜21節
小 菅  剛  牧師
 明日は宗教改革記念日です。1517年10月31日、カトリックの神父、教師であったルッターが教会の玄関の扉に95か条の質問書を掲示したことから始まりました。ルッターが、功徳説(信仰と行いによる救い)から恵みと信仰説に立ち、質問書を貼りました。ルッターの心に「正しい者(義人)は信仰によって生きる」(ローマ1:17)が開かれました。この御言葉にたって、功徳神学と戦いました。御言葉によって彼は中世のヨーロッパを造り変える結果となりました。神の言葉が伝統や神学、人間のあらゆる思惑に勝ちました。「ウオムスの国会の屋根瓦ほどのサタンがいても、われはここ(御言葉)に立つ」と言った言葉は有名です。イエスはサタンに聖書の言葉で勝勝利されました(マタイ4:1〜11)。ここに神の言葉の最終的勝利が記されています。
 白い馬に乗る騎手は、目は燃え盛り、口の剣は力があり、1章の栄光のキリストであり、鉄で支配することは詩編2章からメシアです。頭に王冠(ディアデマータ)は王子が受ける冠で、「誠実」「真実」(黙示録3:14)「神の言葉」(ヨハネ1:1,14)と呼ばれ、「王の王、主の主」はキリストです。大バビロンや大淫婦でもなく諸国(:15)を正義によって裁き、悪と戦い輝かしい勝利を得られます。白く清い麻の衣(:14)を着て、敵を滅ぼす血に染まった衣(:13)を着ておられます。かつては十字架で自らの血を流されました。純白な衣と血に染まった衣の対比が福音です。マリヤに宿られたイエスは父の独り子で、十字架で血を流して贖いを成就されました。その血はすべての人の罪を洗い清めます。血の力を信じよう。
 この勝利は神の大宴会で描かれます(:17〜)。反キリストの総動員も空しく硫黄の燃えている火の池に投げ込まれます。神の言葉によって敵は滅ぼされます(:15,21)。教会は勝利します。今は、福音宣教と忍耐の時です。