礼 拝 説 教 要 旨   2017. 1.15
「聖書に親しもう」
テモテへの手紙二  3章10〜17節
小 菅  剛  牧師
 リンカーンの母ナンシーは臨終に自分の聖書を10歳の息子に渡して「偉くならなくても聖書読む人になって欲しい」と言った。リンカーンは「聖書は神が人類に与えた最良の書物である」と。テモテは、祖母ロイス、母エウニケから幼い時から聖書を学んだ。
  1、聖書は神の霊に導かれた神の言葉である(:15,16)
 「聖書」(グラフィハギオス)はローマ1:2にのみ出る。「巻物}(ビブリアでここからバイブルが出て来た。ルカ4:20)、「聖なる文字(ヒエラグランマタ)」はこの2テモテ3:15。16節の聖書は「グラフィで書物」である。これらはすべて聖書を指している。「聖書は、神の霊の下に書かれた」とは、旧約は預言者を通して、ペンテコステ以降は聖書記者に聖霊が望んで霊感を与えて、霊の導きによって書かれた書物である。「聖書」の「聖」とは神の言葉が文字となったもので、他にない唯一の書物である。教会の権威は聖書にだけあり、信仰と生活の基準である。神の啓示は聖書の中に特別に明らかにされた。
  2、聖書は、キリスト・イエスが(:15)
 創世記からヨハネ黙示録までの1948ページには、キリストが中心に記されている(ヨハネ6:39)。旧約はキリストへの準備と預言、新約はキリストの受肉と受難がテーマ。神はキリストによって現れ、わたしたちはキリストに神の栄光を見る。おとめマリヤから聖霊によって宿り、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受けたキリストは神の栄光である。これは行いではなく信仰によって、恵みによって罪から救われることが聖書に書いてある。
  3、聖書は、生活に有益(:16)
 聖書は、私たちを教え(積極面)、戒め(警告を与える消極面)、誤りを正し、神の義に導く。さらに神に仕える人(直訳は神の人)が整えられる。聖書に親しもう。