礼 拝 説 教 要 旨   2017. 2.19
「十字架の救い」
ローマの信徒への手紙  5章1〜11節
小 菅  剛  牧師
 今日のテキストにキリストの「死」が5回出てきます(4:24,25、5:6,8,10)。9節にキリストの死を「キリストの血」と表現されています。なんと、キリスト教は、キリストの誕生というより、キリストの死による宗教と言えるでしょう。クリスマス教、イースター教、バイブル教という人もいますが、実は「キリストの死教」であり、「十字架教」というのが的を得ています。もちろん「キリストのよみがえり教」も捨てきれません。
 キリストが肉体をもってマリヤから生まれて、歳おおよそ30歳で公生涯(人々に現れ)、自ら進んで十字架の死に向かわれました。弟子のユダに裏切られ、宗教裁判で死刑判決、ローマ総督ピラトの下で苦しみを受けてから犯罪人の一人として二人の犯罪人と一緒に十字架につけられました。十字架で7つの言葉を発して息引き取られました。罪のない神の子イエスは、神の呪いを受けられ、神の怒りを受け、神に捨てられて黄泉に下られました。私たちが弱く(:5)、不信人(:5)、罪びと(:8)、神の敵であった時(:10)死んでくださいました。これは、究極の愛であり、あなたの身代わりでした。これによって
  1、わたしたちは義とされました(:1)。
 過去の解決で神に罪が許されて生まれ変わり、神の子とされました。
  2、神との平和を得ました(:1)。
 現在の恵みで神との和解、仲直りです。親しい神との交わりが与えられ、「父よ」と呼ぶことができました。
  3、神の栄光にあずかる希望が与えられました。
 未来の恵みです。この大きな喜びは、現実の苦難を喜べるほどに大きな希望です(:3〜4)
 キリストの死は神の愛です。2000年前のキリストの愛が現在の私たちに聖霊によって注がれています(:5)。心を開き、キリストの愛を受け入れましょう。