礼 拝 説 教 要 旨   2017. 3.12
「水を汲む召し使いは知る」
ヨハネによる福音書  2章1〜11節
小 菅  剛  牧師
 最初は重要です。イエスはガリラヤのカナで最初の奇跡を行われました。この奇跡は、序論であり結論です。ここに何が込められているのでしょうか。
  1、イエスはあなたのメシアです。
 イエスが最初に奇跡を行われた場所はガリラヤのカナです。ナザレと同様、カナは人類から、歴史から隠れた場所でした。ただ、イエスが育ち、イエスが最初に奇跡を行われたので世界に有名になりました。それも、婚礼の席で葡萄酒がなくなる事態は台所、裏方の世界です。カナの台所でイエスは奇跡を行われました。これは、世界の舞台やそこで活躍する人にではなく、日常生活の場で、目立たないところで奇跡を行われるイエスです。
  2、イエスは、人の心の本質を変えてくださいます。
(1)水が葡萄酒に変わります。全く異なるものへの変化です。修復や改善やリフォームではありません。あなたを変えてくださるイエスがおられるのです。
(2)石の水かめは何を語っているのでしょうか。この石かめは、ユダヤ人が神の前にでる時に清くなるために用いたかめでした。そこに水を入れましてもいつまでたっても変わりません。返って水が腐るだけです。これはモーセの律法や儀式を意味しています。外側を気分的に変えても人の本質を清くすることはできません。イエスは、水を葡萄酒に変えるとは、人が神の前に立てる道を開き、あなたを根底から変えてくださるのがイエスです。従来のものではできませんでした。
  3、イエスのメシアであると誰が知るのでしょうか。
 奇跡は驚き、しるしはイエスがメシアである合図。弟子たちは信じていましたが、さらに信仰に立ちました「信仰から信仰へ」(ローマ1:17、口語訳)。そして水を汲んだ召し使いです。目いっぱいの従順が道です。