礼 拝 説 教 要 旨   2017. 7. 2
「聖なるものになりなさい」
ペトロの手紙  1章13〜21節
小 菅  剛  牧師
 ペテロは、近づく苦難、迫害に備えるように本書を書きました。ペテロが執筆後、ローマ皇帝ネロの教会迫害が起きました。ペテロは、世の終わりの時代(1:20、4:7)に受ける教会の苦難(1:6,3:14,4:1,12,16,19,5:8,9)と栄光(1:4,5,7,13,4:13,5:1,4,10)が流れています。キリストの出現の前に、苦難が教会を襲います。イエスは弟子たちに「腰に帯を締め、ともし火をともし・・主人が帰って来たとき、目を覚ましているのを見られる僕たちは幸いだ」(ルカ12:35〜37)と教えています。ペテロは、このイエスの言葉を思いながら、13節でキリストが現れるとき与えられる恵み(:4)を受けるには、聖い生活をすることなしに受けることはできません。
  1、聖い者となることは、召された至上目的です:15
 神は、あなたが聖くなるように召され、神が聖いようにあなたが聖くなる事を望んでおられます。
(1テサロニケ4:3)。神の子に招れた応答は聖くなることです。神に倣うとは「神の内にいつもいる人は、イエスが歩まれたように歩まなければなりません。(1ヨハ2:6)
  2、神は、わたしたちを聖なる者とされました。
 第一にキリストの血による贖いよって立場的に聖くされました(:18,19)。第二に、聖霊によって実質的に聖くされました(:2)。キリストの再臨の時に栄光が与えられ完全に聖くされます(:5)。
  3、聖い生活は、父である神を畏れる生活です:17
 キリストの出現があいまいでいつかわからないと言って、以前の汚れた欲情の生活に戻ってなりません。従順こそ再臨への備えです。世の思想、流儀ではなく神の勧めに従順であることです。神の僕として(2:11〜17)、夫婦のあり方(3:1〜7)、すべてのこと(3:8〜12)の勧めに従うことが聖い生活であり、再臨の備えです。