2018. 7. 1
「過越しの小羊キリスト」
出エジプト記 12章1〜51節   コリント信徒への手紙一 5章1〜8節
小 菅  剛  牧師
 教会形成、成長段階にはいろんな問題が起きます。1〜4章に分裂の問題、この5章は不道徳の問題が出てきます。教会に起る問題より、その問題をどう対処するかです。
 ここに、過越しの祭りが出てきます。これは、旧約聖書の出エジプト記12章に出てきます。神が、エジプトで虐待され呻き苦しむイスラエルを解放される出来事です。傷のない小羊の血を玄関の二本の柱と鴨居に塗りました。神は、死の使いを遣わされましたが、小羊の血を見て、過ぎ越されました。家の中にいた人々は救われましたが、血が塗られていない家の初子はすべて撃たれて死にました。家の中にいた人たちの善人か悪人かによらず、小羊の血によって救われました。この、過越しの小羊の本体はキリストを指しています。
  1、キリストの血は、神の裁きから罪びとを救います
 教会の中に一般社会でも見られない父の妻を妻とするみだらな行いがあり、問題はそれを放置しておいたことでした。もっと悪いことは、その上になお高ぶっていたことです。この罪はパン種のように教会全体に広がって行きます。厳しい除外の宣告が言われていますが、肉が滅んでも(肉体が苦しみ衰えても)、霊が主の日に救われるための指導が必要です。キリストの血は、罪の裁きに過越して下さいます。
  2、キリストの血は、私たちの罪からきよめます。
 私たちの心の中に古いパン種はないでしょうか。「だから、地上的なもの、すなわち、みだらな行い、不潔な行い、情欲、悪い欲望、および貪欲を捨て去りなさい。貪欲は偶像礼拝にほかならない。」(コロサイ3:5)。古いパン種は、キリストの十字架によって取り除かれました。「御子イエスの血によってあらゆる罪がきよめられます。」(1ヨハネ1:7」。内心の腐敗が取り除かれて、新しい粉である純粋で真実な心となり、神を礼拝しましょう。