2018. 8.12
「愛は人を造り上げる」
コリント信徒への手紙一  8章1〜13節
小 菅  剛  牧師
 当時の食用肉は、偶像にささげられてから市場に出ていました。この肉を食べてよいかは大きな問題でした。その肉を食べることによって汚れると思っているクリスチャンがいました。偶像にささげられた肉を食べてよいか、悪いかの質問にパウロは「知識は人を高ぶらせるが、愛は人を造り上げる」と答えます。日本では、仏壇に供えたお供物を食べてよいかどうかにもあたります。
  1、わたしたちは知っている
(1)偶像と言う神はいません(:4)。偶像とは人間が造った神です。それは、神ではありません。ですから、偶像に備えた肉を食べたからと言って汚れることはありません。ただし、偶像の背後に悪霊が機会を狙って人々を真の神から離そうとしていることをパウロは、10章20節で述べています。
(2)唯一の神、唯一の救い主のみがいることを知っています(:4〜6)。天と地を創造し、人間を造られた唯一の神がおられます。また、堕落した人間を救うために十字架にかかり、三日目に復活された唯一の救い主イエス・キリストがおられることを知っています。この神よって私たちは救われて、迷いと罪から解放されるのです。他に神も救い主もいないことを知っています。
  2、愛は人を造り上げる
(1)自分に安全でも他人に危険であることがあります。偶像にささげられた肉を食べても自分に問題なくても、他人にそうでない場合もあります。自分の行動の影響を考えましょう。共に生きる今年の目標です
(2)何事も知識ですべてを判断してはなりません。知識は優越感と軽蔑の道が開かれます。高慢になります。だれも自分の知識で人を躓かせ、滅ぼしてはなりません。他人のために知識よりも愛が求められます。