2018. 9.16
「幸福への道」
コリント信徒への手紙一  10章23〜11章1節
小 菅  剛  牧師
 聖書は、利己主義は他人と自らを滅ぼし、利他主義は他人を救い自らも救われることを告げています。「だれでも、自分の利益ではなく他人の利益を追い求めなさい」(24)とあります。幸福への道は、利他に生きることです。
  1、他人の利益を優先しよう:20〜30
 私たちの内に自分の利益を優先する欲が働いています。それが幸せになれると思っています。しかし、それで人は不幸になります。すべてのことが許されていますが、他人のためにその自由をも放棄する人は幸いであります。このコリントの時代、市場に売られている肉は偶像にささげられてから市場に出ました。その肉を食べても全く問題がなく、食べることは自由でありました。しかし、偶像にささげた肉を食べると身が汚れると言う人がいました。それで、自分の自由で肉を食べて、キリスト者が躓くなら食べない方がよいほど利他の生き方をしなさいと言うのです。他の人のために食べる自由を放棄する生き方は必ず幸せの道が開かれます。
  2、キリストは利他益に徹して生きられた方です11:1
 パウロは、多くの人の益となる生き方をしました(:23)
それはキリストが生きた道でした。キリストが、十字架につけられたとき、人々はイエスを侮辱して「他人を救ったのに、自分は救えない。イスラエルの王だ。今すぐ十字架から降りるがいい。そうすれば、信じてやろう」(マタイ27:41,42)と叫んでいます。キリストは、神の力で自分を救うために十字架から降りることはできました。しかし、キリストはすべての人を救うために、利己に生きる人々の罪の贖いとして、十字架にかかり命を捨てられました。イエスの利他が利己に生きる人を救いました。これは神の栄光に生きることです。神の栄光のために生きるとは利他に生きることです。さあ、利他に生きよう。