2018.12. 2
「主に先立って行く使命」
ルカによる福音書  1章5〜17節
小 菅  剛  牧師
 アドベントとはラテン語のAdventus(現れ、来臨)から来ています。再臨のキリストを待ち望み、その日に備えをする期間として守られています。神は、御子の誕生の前に先立ってバプテスマのヨハネを遣わしてキリストを受け入れ従う備えをされました。
  1、神は祈りを聞かれます:13
 祭司ゼカリヤは聖所で何をお祈りしたのでしょうか。彼は、自分の幸せを祈ったのではありません。彼はヘロデの世と言われる国の暗黒時代にメシアの到来による民の救いを祈ったのです。ゼカリヤの人となりが6節にあります。それなのにこの夫婦に子供は与えられませんでした。御利益信仰なら、宗教も神も捨てましょう。彼は神を信じていたのです。御利益を信じたのではありません。彼の生き方に神は彼の祈りを聞かれました。
  2、ゼカリヤの喜び:14
 神は生まれる男の子は子どものいない老夫婦の喜びとなると言われました。老いての子はかわいいと言います。彼はその意味で与えられる子供によって喜びを味わうのでしょうか。そうではありません。ゼカリヤの喜びは民の救いでした。彼の喜びはゼカリヤの預言(1:67〜79)に見られます。神が民の救いのために働く子どもが与えられることを喜んだのです。クリスチャン夫婦の喜びはただ子供を喜ぶのではなく、その子が民の救いに働く人になることを喜ぶ親でありましょう。
  3、ヨハネの使命:16,17
 主の前に先立つ使命は、民を神のために備えることです。神に立ち返らせ、父の心を子に向けさせる(父として子供に向きあい、子が神のために働く人になるように祈り育てる)、逆らうものに分別を与えることです。
 再臨の前に教会の使命はここにあります(2テモテ4:1〜2)。このヨハネの使命を終末の教会は果たしましょう。