2018.12.16
「神に会う備えをせよ」
アモス書  4章4〜13節
小 菅  剛  牧師
 アモスはテコアの牧者で家畜を飼い、イチジク桑を栽培する農夫である。彼は預言者学校を卒業していなかった(1:1、5:14,15)。南王国ユダの王ウジア(BC792〜740在位)、北王国サマリアのヤラベアムU(BC793〜753在位)の時代「あの地震の二年前(BC760年ごろパレスチナの大地震)に預言者としてきた王国サマリヤでBC765〜750年ころ活躍した人である。
 天文学者はBC763年6月15日に地震がったと言うが、この地震は大きく、町は崩壊し、壊滅状態で遺跡から証明されている。この地震は、アモスの時から200年後のゼカリヤの時代になっても忘れられないほどの大きな地震で「ユダのウジアの時代に地震を避けて逃れた」(ゼカリヤ14:5)とある。
 北王国(イスラエルとかエフライムとも呼ばれる)サマリヤは、アッスリヤによってBC721年に滅ぼされた(列王記下17:1〜6)。アモスは、サマリヤ滅亡40年前にサマリヤの罪と悔い改めを語った預言者である。
 地震は何を人々に告げたのであろう。地震は、聖書で神の介入をいつも現わしていた。モーセの山ホレブで、イエスの十字架で、イエスの復活に地震があった。ホセアが語った神の審判を予表する地震ともいえる。今年、胆振東部地震があった。多くの犠牲者が出た。慰めをお祈りしたい。と共に、神はアモスが語られたメッセージを今のわたしたちに語っておられる。
1、神に立ち帰れ:4〜12
 試練の連続、繰り返し預言者を遣わされたが民は帰らなった。それゆえに裁きが臨む(:12)
2、神に会う備えをせよ:12
 神に備えるとは、「主を求めよ」(5:4,6)、「善を求め、悪を求めるな」(5:14)で生き方を変えることが備えである。神は憐れんで下さる(5:15)。地震からも学ぼう。