2018.12.23
「ひとり子を賜った愛」
ヨハネによる福音書  3章16〜21節
小 菅  剛  牧師
 クリスマスはイエスの誕生と言うよりも救い主の誕生です。「クリスマスおめでとう」と言い交わしますが、「クリスマスおめでとう」は天使の挨拶と言って良いでしょう。何がおめでたいのか、それはマリヤにとってイエスを宿すことでした。聖霊によってイエスを宿す人に天使はおめでとうと言うでしょう。クリスマスおめでとうは、イエスのお誕生日だけで言うならこの世のクリスマスで中身のないものです。お互いイエスをこころに迎え入れた中で、クリスマスおめでとうと言うところに意味のある言葉となります。
 クリスマスは、神の愛が明らかに世に示された出来事です。愛は行動となってこそ愛と言えます。神の愛は、ひとり子イエスを世に遣わしてくださったことによって愛を示されました。クリスマスは神の愛の行動でした。
 神の愛は人を生まれ変わらせます。このみ言葉の前に、イエスとニコデモの対談があります。イエスはニコデモに「人は新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない」と言われました。ニコデモは「年をとった者がどうして生まれることができるでしょうか。」と尋ねます。イエスは「モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければならない。それは信じるものが皆、人の子によって永遠の命(新たに生まれて神の命、永遠の命を受ける)を得る」と言われました。
 イエスは十字架に上げられました。更に復活して父のもとに上げられました。死と復活の救い主イエスを信じる人に神は死で終わらない命を与えてくださいます。その人生は光の内を歩く人生です。ひとり子を賜った愛とは十字架の愛です。あなたを生まれ変わらせる愛です。教会は、この愛に生まれ変わった人たちの集まりです。それでクリスマスおめでとうと交わし合います。