2019. 1.13
「行動の時」
サムエル記下  3章6〜21節
小 菅  剛  牧師
 「それを実現させるべき時だ」(:18「今、それをしなさい」口語訳)とイスラエルの司令官アブネルはイスラエルの長老に語ります。これは、イスラエルの人々に挑戦の言葉です。
  1、アブネルの幻滅感から来る言葉です。
 イスラエルはサウルを王としました。大きな期待をもって王国時代に入りました。実際は、争いは絶えず、期待は裏切られました。サウルは神に従わず、ダビデが力を持つようになり、内部争いに幻滅しました。サウル王が戦死し、後継者サウルの子イシュ・ボシェットも父サウルのような器でありません。戦いは長引き(3:1)幻滅したアブネルはダビデを王にしようと挑戦しました。
  2、アブネルのためらい感から来る言葉です。
 アブネルは11部族を支配し、ダビデはユダ族の一部族でしかありません。あらゆる力はアブネルにあります。彼は、神の言葉を知っていました(:9〜10)。アブネルは神の言葉に強い確信があったとも思いません。イシュ・ボシェットに対する不安、自分の罪を指摘された腹いせからもダビデを王にする心が出ました。勿論、イスラエルの11部族のためらいもあるでしょう。それでも「ダビデを王に」するように勧めるのでした。
  3、行動の時です。
 アブネルは、ダビデを王につける時、今それをしなさい、と言います。サウル王とダビデ王はわたしたちの心を表しています。サウル王とは神に従わない古い自分(ローマ6:6)、ダビデはキリストです。サウルはダビデを、ヘロデはキリストを、サタンはあなたの心を攻撃してキリストが王位に就かないように働きます。十字架は、このサタンと古い自分を十字架につけました。新しい年、キリストをあなたの心の王座に迎える戴冠式から始めよう。