2019. 3.17
「出会い」
ヨハネによる福音書  1章35〜42節
小 菅  剛  牧師
 聖書の驚きは、聖書の物語が、現在に生きる私たちの霊的な体験とそのまま重なることです。バプテスマのヨハネが二人の弟子をキリストに出会わせています。これは、とても美しい絵で、私たちの経験でもあります。
  1、キリストとの出会いを与えてくれた人:35〜37
 二人の弟子は、バプテスマのヨハネを知っていなければキリストに出会うことはありませんでした。二人は、ヨハネの弟子としてヨハネが実直で素朴な人であることを知っていました。ヨハネの中から出てくる何かを知りました。それは、二人がやがて会うキリストでした。
  2、キリストが与えてくれた機会:38〜39
 「イエスは振り返り、彼らがついてくるのを見て」とあります。振り向くとは立ち止まることです。イエスは、彼らに三つのチャレンジを与えておられます。
(1)あいまいさからの危険からの救いです。イエスは二人に「何を求めているのか」と聞かれます。漠然と求めてはなりません。今自分は、何を求めているのか整理して、意識しなさい。イエスは、救いを求める盲人バルテマイに「何をしてほしいのか」と問われ、「見えることです」と答えました(マタイ20:29〜34)。
(2)遅延の危険からの救いです。「来なさい」と言われました。二人はイエスの場所を聞いて、後で来るつもりでした。しかし、イエスは「今来なさい」と招かれます。神への決断は、今であると言われるのです。
(3)幻滅の危機から救われます。「そうすればわかります」。二人はバプテスマのヨハネが起こした霊的覚醒運動のまん中にいました。イエスは、十字架の道を語られます。興奮の道ではなく、孤独な道へと招かれます
  3、キリストが与えてくださる確信を見よう:40〜42
 一晩が決定的でした。「メシアに出会った」と確信した弟は兄ペテロをイエスに連れて行きます。確信は行動に。