2019. 6. 9
「火よ、来たれ」 
イザヤ書  4章1〜6節
小 菅  剛  牧師
 社会の恐るべき悲惨(3:25〜4:1)の中で、神はご自分の民の回復を預言されます(4:2〜6)。神は、焼き尽くす霊を与えて恵みの業を行われます。「実に、わたしたちの神は、焼き尽くす火です」(ヘブライ12:29)。この焼き尽くす火が下ります時、民は生かされるのです。
  1、神に反抗する強い防御壁を焼き尽くされます
 火は戦争のために用いられてきました。インデアンが用いる火の矢、火炎放射器、原子力の火などあります。敵の防御の壁を焼き尽くし破壊する火もあります。人間は神に抵抗する防壁を造ります。神を信じないあらゆる知恵、科学、道徳、理性を前面に打ち出して、難攻不落の城壁を建てます。その結果、人は悲惨を刈りとり、滅亡を招きました。神は、この城壁を焼き尽くされます。聖霊が来ると「罪について、義について、裁きについて世の誤りを明らかにします」(ヨハネ16:8)。聖霊は、あなたの城壁を破壊して、神の命と愛に導かれます。
  2、心の汚れ、罪を焼き尽くして取り除かれます
シオンの娘の心の汚れが描かれています(3:16〜24)。女性がここまで堕落しているとしたら男性は更に罪深くあります。神は、心の罪を取り除いてくださいます。「わたしは手を翻し、灰汁をもってお前の滓を溶かし、不純なものをことごとく取り去る」(イザヤ1:25)、「彼は精錬する者の火、洗う者の灰汁のようだ。彼は精錬する者、銀を清める者として座し」(マラキ3:2,4)ておられます。「“霊”によって聖なる者とされ」(1ペテロ1:2)とあり十字架の血を聖霊は示し、聖霊の火で聖めてくだいます。
  3、聖霊の火、あなたの心に神の形を焼き付けます
 作品には、作者の銘が書かれます。神は、神の形を刻んで人を創造されました。しかし、罪がそれを破壊してしまいました。神は聖霊の火で神の形を再び焼き付けてくださいます。神の傑作品として、愛の生活を歩みます。