2019. 8.25
「わたしたちの本国」 
フィリピの信徒への手紙  3章17〜21節
小 菅 剛 牧師
  朝ドラ「なつ空」に農民画家天陽さんが出てきます。これは、実在の神田日勝さんをモデルにしてあります。彼は、経済成長の中で失われる「人」を悲しんだ人です。彼は32歳で生涯を終えました。彼の作品に「ゴミ箱」があります。経済成長の中で忘れてはならないものをゴミ箱で訴えているように思える作品です。人はどう生きるかが作品であると言い、どこへ行くのかを決して忘れてはなりません。20節に「わたしたちの本国は天にあります」とあります。ここに忘れてはならい、あなたはどこへ行くのかに答えてくれる言葉です。
  1、わたしたちは滅びる者でした:18〜19
 ここに、最初から誰でも天に本国を持つのではありまん。その反対の滅びる者でした。十字架に敵対し、神に反抗していました。欲望の奴隷でした。天とは対照にこの世がすべてでした。その結果、滅びる者でした。
  2、キリストは、わたしたちの救い主です:20
 滅びるわたしたちを救うために、神は救い主をこの世に送ってくださいました。イエス・キリストです。イエスは、力ある業を行い、罪人の友となり、十字架で罪人の身代わりとなって命を捨ててくださいました。そして、三日目に甦ってくださいました。このキリストを信じる人に、神は永遠の命を与て、天に本国を持つ神の子としてくださいました。滅びるものではなく、天でいつまでも生きる者としてくださったのです。この本国を目指して生きるのです
  3、わたしたちはキリストを待ち望む生涯です20〜21
 天の本国に入るのに、この卑しい、朽ちる土の体で入ることはできません。神は、復活のキリストと同じ栄光の体に変えて下さいます。その時は、キリストが天から下って来られる時です。この日を待ち望む生涯です。