2019.12.22
「宝探し」 
マタイによる福音書  2章1〜12節
小 菅 剛 牧師
 クリスマス25日の朝、子どもたちにプレゼントを探させる家がある。子どもには楽しい朝である。最初にクリスマスの宝探しをしたのは東方の博士たちであった。
  1、真の宝を求める長い旅:1
 東方の博士たち(協会訳)に含まれるのは、実業家、宗教家、学者、科学者、医者などの専門分野の権威者として見てみよう。彼らは、宝の箱を開けているが、それぞれの分野の宝で心の満足はできなった。従来の宗教、学問の喜び、科学の発達、医学による健康維持、ビジネスの充足、富の追求などは相応の満足は与えるが、「心の貧しさ」は解決できなかった。「空しさ」「死の解決」「自我の解放」はそれらによって解放されなかった。
  2、神は、宝探しに道しるべを与えておられる:4
 神は、人間が出会わなければならない宝に出会えるように二つのものを与えておられる。
(1)第一は聖書。東方の博士は、旧約聖書の民数記23:17から新しい星がユダヤの王として生まれることを知ったと言われる。律法学者も、聖書からメシアはベツレヘムから出ることを知った。
(2)第二は、星。この時は特別な星が出たのであろう。この星は神に導いたのではなく、メシアに導いた。今は、あなたに教会、友人を星として与えておられる。
  3、神は真の王を最高の宝として示される。:11
 わたし自身の心の混乱を平和に導く王、世界が平和になる王を必要としている。「ユダヤ人の王」はイエスが十字架に架けられた時の罪状書きであった(マタイ27:36)。このイエスは復活して救いの君になられた。第一価値は第二価値を放棄させる。イエスを知るなら、自分の宝を放棄、献げることができる(フィリピ3:4〜8)。彼らは、神の宝に出会って喜んで宝の箱を開けて、幼子に献げた。