2020. 2.16
「みなしごにはしておかない」 
ヨハネによる福音書  14章15~19節
小 菅 香 世 子 師
 人と人との関わりが薄くなってきたと言われる現代、一人は自由で気が楽かもしれませんが、孤独であります。それに加えて自分の魂の孤独について考えたことがおありでしょうか。つながる先がなければこれは、永遠の孤独になります。
  1、あなたには弁護者がいます
 イエス様は十字架におかかりになる直前、この世に残していく弟子たちのことを、たいそうご心配になられました。そして、天の父にお願いして別の弁護者を遣わすと言われたのです。これは(助け主、慰め主、助言者、守護者、とりなす者、弁護者、激励者、援助者、支援者)なのです。心細く過ごさなくてはならなかった弟子たちにとってなんと朗報だったことでしょう。しかも、その弁護者は「永遠にあなたがたと一緒にいる」と言われているのです。
  2、世は見ようとも、知ろうともしない
 豊かに物に囲まれ、様々な情報が居ながらにして得られる時代になり、なんでもある程度ものは手にし、実現できるようになりました。世は神に頼ろうとはしません。まして弁護者と言われる真理の霊であられるお方を見ようとも、知ろうともしないのです。受け入れることもできません。しかし、神はキリストを心から愛し信じて行こうとする者に心強い弁護者を遣わしてくださいます。
  3、みなしごにはしておかない
 聖書の神は、はるか遠いところから私たちを見ていて、私たちにはほとんど縁がないというお方ではありません。むしろ、私たちのことを愛し、心配し、永遠に一緒に居りたいといわれる神様です。実は、とても実際的で身近にかかわってくださるお方なのです。
 イエス様は、弟子たちに「わたしは、あなたがたをみなしごにしてはおかない」ときっぱり言われました。いま、生きている私たちにもこの言葉は響いているのです。「みなしごにしてはおかない」と。このお方はわたしたちと共におり、私たちの内にいてくださるのです。