2020. 4. 5
「主がお入り用なのです」 
ルカによる福音書  19章28~44節
小 菅 剛 牧師
  今日はパームサンデー(棕櫚の主日)で受難週に入ります。来週はイースター(復活節)です。イエスの苦難と復活のためにエルサレムに入られる時、ロバの子に載られて入られました。ロバの子を求められたのはなぜでしょうか。
  1、真の所有者を告げます。
 ロバは零細企業の運送業に用いられていました。「持ち主たち」がそれを意味しています。彼らにはロバに生活が懸かっていました。一頭のロバは彼らの生活のすべてであり、ロバの子は明日の生活の保障でした。そのロバの子を「主がお入り用なのです」連れて来なさいと言われます。み言葉に力ある方は、万物の創造者で所有者(詩編24:1,ヘブライ1:2)。しかし、人は自分が所有者であると思う高慢になりました。これを正しい関係にするためにキリストは苦しみを受けられました(:41~44)。何も貧しい者たちから求められなくてもと思います。それに対してイエスは「すぐにここにお返しになります」(マルコ11:3)とあります。真の所有者にお返しすれば神は豊かに報いてくださいます。
  2、主が求められる目的
(1)主が疲れておられたのでロバを求められたのではありません。わたしたちこそ主に担われているのです(イザヤ46:3,4、ルカ15:5)。ここに平安があります
(2)主が讃美されほめたたえられるためです。名馬なら馬が褒められても、ロバをほめる人はいません。ロバに乗られたイエスが称えられるためです。奇跡を行われ、贖いを成し遂げられた救い主を証しし、指さすためです。わたしたちがたたえられるのではありません。ダビデの子イエスが礼拝を人々が受けるために招かれました。あなたを必要としておられます。