2020. 4.26
「全能者の陰に宿る」 
詩編  91編1~16節
小 菅 剛 牧師
  有名な本編は、穏健な時に読む場合と迫り来る危険の中で味わう場合とは違います。疫病、病魔、疫病(:6,10)と三回も病が出てきます。まさに今の時の詩編です。神の守りの約束が力強く響いてきます。
  1、全能者の陰に宿る人とは:1,9
 ここには全能者を信じる人でも、全能者を告白する人でもありません。全能者の陰に宿る人です。陽が強い時、陰は憩いの場です。表で隠れることはできません。隠れるのは陰です。ヨナはとうごまの木の陰(ヨナ3:6)、ナタナエルはいちじくの木の下(葉が大きく陰が大きい)にいました(ヨハネ1:48)。全能者の陰は安全です。ところで、宿るとはどういうことでしょうか。それは14、15節にあります。全能者を知り、告白することからさらに進んで、「慕い、知る(関係、交わりを指す)、呼び求める」親密な関係です。この神との親しい交わりが、宿る人であります。この交わりがあなたをあらゆる災いから神が守ってくださるのです。この交わりは平安、喜びがあります。この神の守りに生きる人は、憶病にならず、大胆な歩みができます(:13)
  2、仕掛けられた罠からも守られます:3
 危険が迫る時に、病魔や飛んでくる矢だけではなく、信仰者を陥れる罠が仕掛けられます。
第一の罠は、こんな危険な時に神とか、祈りとか、信仰かと言うよりも早く策を講じて対策を立てろと言う罠です。神の守りから目を離させる誘惑です。
第二に、神が守っておられるかどうかを試してみよと言う誘惑です。イエスが、試練に遭われたとき、サタンはこの詩編の11、12節を用いて神を試みるように誘いました(マタイ4:5~7)。神の陰から出て、神の前に出る誤った冒険や大胆さからも守られます。